Google App Engine上でdjangoを使ったWebアプリを作りたいんだけど、Google App EngineのバックエンドのDBはRDBMSではなく、NoSQLなストアなのでRDBMSの使用を前提にしているdjangoはそのままでは使えない。
Google App Engineは、一応最近はRDBMSをサポートしているようなので、そのうちdjangoをそのまま使えるようになるんじゃないか、とも思う。まだ、djangoをサポートしているかどうかは分からない。調べてもいない。
↓Google App EngineでRDBMSを使うための開発環境。プレビュー版。
Google Cloud SQL
一方で、スケールしやすそうなNoSQLなデータストアをバックエンドにしつつも、でもdjangoを使いたいというニーズはGoogle Cloud SQLがGoogle App Engineで使えるようになった後も存在しつづけるんじゃないかと思う。
で、前置きが長くなったのだけど、Google App Engineでdjangoを使う方法を調べていたら、以下を見つけた。
Running Pure Django Projects on Google App Engine - Google App Engine — Google Developers
Google App Engine上でdjangoを使うためには、最近はdjango nonrelというものを使うのが主流になっていくっぽい。(2011年10月現在。)
ただ、これを読み進めると、この情報も少し古いらしく、最新の情報はdjango nonrelの公式サイトに載っていて、新規でdjango nonrelプロジェクトを作るときは、以下の手順に従えばいいらしい。
djangoappengine - Django App Engine backends (DB, email, etc.) | All Buttons Pressed
ちなみに、以下の本を最初は参考にしていて、一応Google App Engineでdjangoを使う方法は載っていたけど、少し前の情報らしく、今はこの本に載っているdjangoの使い方はGoogle App Engineの主流ではないらしい。
- 作者: Dan Sanderson,玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/01/24
- メディア: 大型本
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ただ、Google App Engine上でpythonを使った開発をする際の情報はこの本ぐらいしか日本語のものはないっぽいので、とっかかりとしては必要な本になったんだけども。
ここから先はWebで公式情報を調べながら進めていくことになると思うけど、しばらく、その手順をブログに記載していこうかと思う。
とりあえず、次回は以下のサイトの手順に従って、サンプルプロジェクトを起動させるところまでやる。
djangoappengine - Django App Engine backends (DB, email, etc.) | All Buttons Pressed