herokuでアプリを開発するために、Mac OS X Lionでruby 1.9.2を使えるようにした上で、かつ、今後バージョンを切り替えられるようにrvmをインストールしようと思い立つ。
最初は、MacPortsでインストールしようとしたが、ビルドに失敗した。
MacPortsでrvmのバージョンを管理した方が今後も楽だろうと思って試したのだけど、よくわからないから諦めた。
以下のRVM公式のインストールサイトの手順を見たら、rvmのインストールもアップデートも同じスクリプトで出来るようなので、MacPortsは使わなくてもよい、ということにした。
シングルユーザ用にインストールするには、基本的に以下のスクリプトをシェルで入力するだけ。
bash < <(curl -s https://raw.github.com/wayneeseguin/rvm/master/binscripts/rvm-installer )
その後、bashのsessionにrvmのスクリプトをロードするために、以下のスクリプトをシェルで入力。これで.bash_profileにRVMのスクリプトをロードさせる設定が追加される。
echo '[[ -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" ]] && . "$HOME/.rvm/scripts/rvm" # Load RVM function' >> ~/.bash_profile
これで終わり。
テストは、
source .bash_profile
とした後で、
type rvm | head -1
としたときに、
rvm is a function
と出ればインストールされてる、はず。
その後、rvmを使ってruby 1.9.2をインストール
rvm install 1.9.2
そして、ruby 1.9.2をデフォルトに設定
rvm use 1.9.2 --default
NetBeans 7.0.1(にrubyプラグインを入れたもの)でもruby 1.9.2を使えるようにしておく。
NetBeansを起動して、「ツール」→「Rubyプラットフォーム」を選択し、「プラットフォームを自動検出」を選択すると、インストールしたRubyのバージョンが選択できるようになる。これでIDEを使ってテストをし、herokuにデプロイするときだけコマンドラインを使う、とかが出来るはず。